ただ猫を描こう!と思って描いても、
なんかキャラっぽいなあ…
とか
なんかリアルに描けない
とかありますよね。
猫ってよく見るから、さらっと描けそうで、なかなか難しい…
リアルな猫を描く際のポイントはどんなところでしょうか?また、猫ってどんな特徴があるのでしょうか?今回は、下絵を描く際の押さえたいポイントを、細かいところだけ3つにまとめてお伝えいたします!(笑)
リアルな猫の下絵を描く3つの細かい秘訣
コツは頭と前脚・後ろ脚の大きな筋肉の位置を描くこと
生き物を描く際、多くの描き方本では
こんな感じで描きましょう
と、説明がありますが…
猫の場合、頭の大きさと、そこから少し離した位置に前脚の筋肉をだいたいの大きさで描くことで形が取れてきます。

最終的に大まかなパーツやシルエットは全て描き込み、筋肉の筋も描き込むとバランスを見ることが出来ます。
耳の付け根は平行線上に描く
猫の耳はよく動きますが、付け根の位置は左右ずれないように描きましょう。
上から見ると耳は三角錐のような形で、平行線上に並んでいます。
また、猫の耳はとても薄いのも特徴です。
分厚く描いてしまうと他の動物に見えてしまう場合もありますので注意です!
肉球、マズルの形もよく見る
肉球って、デフォルトで描かれる場合、こうとか…
はたまたこう描かれてしまってることも…
実際はこうです!

掌球(後ろ脚は足底球)と呼ばれる真ん中の大きな肉球は、3つの丘があります。
指の部分の肉球、指球は丸ではなく、あずきのような縦長です。前脚には狼爪と手根球があります。
爪の生えてる位置にも注目!!肉球の上真ん中からなのです!
次に猫のマズルです。
…マズルって???
と思われる方もいらっしゃると思いますが、口元のあの もきゅっとしたところです!

猫のマズルは個体にもよりますが、おおむね短く、顔と繋がるところは徐々に広がり程よくなだらかです。
鼻と繋がる線を描き、少し三角に口元を上げるとよりリアルに仕上がります。
鼻の線を入れるのも猫らしさがでます。
終わりに…
いかがだったでしょうか?
リアルな猫を描くうえで個人的に大切かつ、とってもコアな部分にフォーカスしてお伝えしてみました。
是非今回ご紹介した3つのポイントを押さえて、
よりリアルな猫を描いてみてください(*´ω`*)